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Q

外壁に大きなヒビ割れがあるのですが、どのような補修を行えばよいですか?

A

ヒビ割れの幅や、建物の構造(RC・ALC)によって最適な補修方法は異なります。劣化の深さを見極め、原因に合わせた「根本的な補修」を行うことが重要です。

外壁のヒビ割れ(クラック)は、その深さによって雨水の浸入リスクが異なります。

日成建装では、「0.3mm以上のクラック」に対しては、補修材を低圧・低速で奥深くまで浸透させる「低圧注入工法」で建物の強度を回復させます。


一方、「0.3mm未満のヘアークラック」であっても、U字に溝を掘り防水材を充填する「Uカットシーリング工法」などで確実に浸水を防ぎます。また、RC造では鉄筋のサビ(爆裂)を防ぐ「厚み管理」を、ALC造では吸水しやすさを補う「シーリング打ち替え」と「透湿性塗装」を徹底し、構造に合わせた長寿命化対策を施します。

0.3mm以上のクラック

  • 雨水が容易に浸入し、内部鉄筋の腐食を早める危険な状態です。自動注入器を用い、ゴムの復元力などを利用してエポキシ樹脂を奥深くまで確実に浸透させる「低圧注入工法」で一体性を回復させます。

ヘアークラック(0.3mm未満)

  • 表面上の微細なヒビ割れですが、放置は禁物です。ヒビ割れをU字にカットしてシーリング材を充填する「Uカットシーリング工法」や、エポキシ樹脂注入工法で対応します。

RC造(鉄筋コンクリート)のポイント

  • コンクリートの「中性化」を防ぐことが最重要です。赤外線カメラ等で診断の上、鉄筋腐食がある場合は断面修復を行い、さらに中塗りの「厚み管理」を徹底して炭酸ガスや水の浸入をブロックします。

ALC外壁のポイント

  • 吸水しやすい弱点をカバーするため、パネル間の目地(シーリング)を全面的に打ち替えます。また、内部に湿気を溜めないよう「透湿性」の高い塗料を選定することで、50年以上の長寿命化を目指します。

構造特性を熟知した「使い分け」が鍵

ヒビ割れの原因が「乾燥収縮」なのか「建物の動き」なのかを特定せずに補修しても、数年で再発してしまいます。例えば、ALC外壁に透湿性の低い塗料を塗ると、内部の湿気が逃げ場を失い、塗膜の膨れを招くリスクがあります。厳しい品質基準をクリアしてきた日成建装のように、構造ごとの弱点を熟知し、高耐久資材を正しく使い分けられるプロに依頼することが、資産価値を守ることに繋がります。

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