建物の寿命を左右する「根本治療」であり、土台となるコンクリートの劣化を直さなければ、どんなに高級な塗料を塗っても数年で剥がれや雨漏りが再発してしまうからです。
塗装や防水の前に行う「下地補修」はなぜ重要なのですか?
下地補修とは、塗装や防水を施す前に、素地面の亀裂(クラック)や欠損、鉄筋爆裂などの症状を的確に補修する工程です。RC造(鉄筋コンクリート)の建物は、年月の経過とともにコンクリートが中性化し、内部の鉄筋が錆びて膨張することで外壁を破壊します。
この構造的な劣化を放置したまま表面だけを綺麗にしても、内側からの腐食は止まりません。下地補修によって構造強度の維持と、塗装の剥がれ・ヒビ割れ再発の防止を徹底することが、長期的な資産価値維持に繋がる最も重要な「投資」となります。


鉄筋爆裂補修
- 露出したサビを落とし、防錆処理を施した上でセメントで埋め戻し、強度を回復。
ヒビ割れ補修
- 0.3mm以上の深いヒビは「低圧注入工法」で、微細なものは「Uカットシーリング工法」または「エポキシ樹脂注入工法」で水の浸入を遮断。
浮き補修
- タイルやモルタルの浮きに対し、アンカーピンニング工法等で躯体に強力固定し剥落を防止。
診断技術
- 熟練の職人による打診に加え、赤外線サーモグラフィカメラで表面からは見えない劣化を見抜く。
見えない工程にこそ価値がある
下地補修は完了すると塗装に隠れて見えなくなりますが、ここでの手抜きは数年後の致命的な不具合に直結します。劣化原因に応じた最適な工法を選定できる業者を選ぶことが、修繕の成功を分けるポイントです。


















