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通気緩衝工法とは?~オーナー様必見!防水工事で失敗しないためのポイント~

  • 大規模修繕についてのお役立ちコラム

通気緩衝工法とは?~オーナー様必見!防水工事で失敗しないためのポイント~

マンションやアパートの大規模修繕において屋上・バルコニーの防水工事は、

建物の寿命や資産価値に大きく関わる重要な工事の1つです。

その防水工事の工法のひとつに「通気緩衝工法」という施工方法があります。

実際に大規模修繕や防水工事をご検討されている中で、業者に通気緩衝工法での工事をご提案されたり、インターネットでこの言葉を目にされたことがある方も多いのではないでしょうか?


しかし実際には...

・名前は聞いたことあるけど仕組みが分からない

・この工法が選ばれる理由は?

・密着工法との違いは?

というようなお声をオーナー様や管理組合の方からお聞きします。


今回の記事では、通気緩衝工法の仕組みをはじめ、メリット・デメリットや通気緩衝工法がどんな建物に向いているかなど防水工事において失敗しない為のポイントをわかりやすく解説していきます(^^)/


ぜひ最後までご覧ください(*^-^*)

☆通気緩衝工法とは?

通気緩衝工法とは、”防水層の下に空気の通り道を設けて下地から発生する湿気などを外に逃がす”工法です。

雨漏りや内部の水分による防水層の膨れなどを防ぎ、防水層の寿命を延ばします。

主にウレタン防水やFRP防水で用いられ、工法は大きく「密着工法」か「通気緩衝工法」に分かれます。

通気緩衝工法は下地と防水層が密着しないことから別名「絶縁工法」とも呼ばれています。

☆通気緩衝工法が必要な理由

防水工事で最も多いトラブルの原因は”見えない水分”です。


▼下地に水分があると?

⇩ ⇩ ⇩

・防水層が膨れる

・防水材が剥がれる

・施工後すぐに不具合が発生する


特にマンションやアパートでは、

コンクリート内部の水分や雨水の侵入によって発生する湿気などから避けられないため、

水分を逃がす仕組みが必要になります。

通気緩衝工法は下地の水分を効果的に逃がすことで防水層の膨れなどを防止し、防水層の長寿命化が可能になります。

☆通気緩衝工法の施工手順

通気緩衝工法は、単に防水材を塗るだけではなく、

複数ある工程を適切に施工することで性能が発揮されます。

一般的な通気緩衝工法の流れをご紹介していきます(^^)/


①下地処理

既存の汚れや劣化部分を清掃で綺麗に除去し、ひび割れなどの劣化がある場合は補修します。

この下地処理の工程を省いてしまったり不十分だと、不具合や施工不良につながるため非常に重要な工程です。

見えない部分こそ丁寧な施工が大切なのです。


②既存防水層撤去

劣化している防水層を撤去していきます。


③仮防水施工

既存の防水層撤去後、新しい防水層が完成するまで雨水の侵入を一時的に防ぐ処理です。


④通気緩衝シート貼りつけ

下地の水分を逃がし膨れを防止するための通気緩衝シートをジョイントテープなどで繋げ貼りつけます。


⑤目止め

通気緩衝シートを繋げているジョイントテープの上に目止めをすることにより、

防水層の下に水や空気が侵入するのを防いで防水性を安定させます。


⑥アンカー打設

ウレタン防水を塗布する前に、通気緩衝シートをアンカーピンで固定します。


⑦脱気筒設置

内部の湿気を外へ排出し、防水層の寿命を延ばすための重要な脱気筒を設置します。

配置や数量によって性能が左右されるため重要なポイントになります。


⑧メッシュ補強

液状のウレタン樹脂を塗布する際にメッシュを挟むことで防水性の強度や耐久性が大幅に向上します。


⑨ウレタン塗装1層目

通気緩衝シートの上に防水材を均一に塗布し、防水層を作ります。


⑩ウレタン塗装2層目

2回目の防水材を塗布し、必要な塗膜にしていきます。


⑪トップコート塗布

紫外線や劣化から防水層を保護するトップコートを塗布します。


⑫施工完了


通気緩衝工法は、各工程適切に施工を行うことで初めて性能を発揮します。

そのため、施工後の品質は施工した業者の技術力に大きく左右されてしまうため、注意が必要なのです。

☆通気緩衝工法のメリット

✅防水層の膨れ・剥がれを防ぐ

水分を逃すことで施工後の不具合・トラブルを大幅に減らせます。

✅既存下地の影響を受けにくい

多少湿気を含んでいる下地でも施工可能なため、改修工事に適しています。

✅建物の寿命を延ばす

防水層が長持ちすることで修繕周期を延ばし、コスト削減に繋がります。

☆通気緩衝工法のデメリット・注意点

密着工法よりコストが高い

材料費・工程が増えるため業者によって値段は異なりますが初期費用はやや高めです。

脱気筒の設置

適切に脱気筒が配置されていないと、効果が発揮されず膨れが発生するリスクがあります。

また、人の出入りがある場所では、脱気筒に足を引っかけて怪我をしてしまったり、脱気筒が破損してしまったりする可能性もある為、十分に考慮して設置する必要があります。

施工業者の知識・経験が非常に重要になってきます!

☆「密着工法」と「通気緩衝工法」の違い

防水工事にはいくつか工法がありますが、

「通気緩衝工法」とよく比較されるのが「密着工法」です。

「密着工法」は、防水材を下地に直接密着させるシンプルな施工方法で、工期が短くコストを抑えやすいというメリットがありますが、

下地が十分に乾燥していることが前提となります。

コンクリート内部に水分が残っている状態で施工してしまうと、水分の逃げ場がないため防水層の膨れや剥がれなどに繋がります。


一方、「通気緩衝工法」は、下地と防水層の間に通気層(通気緩衝シート)を設けることで、

内部の湿気や水分を外へ逃がす構造になっているため、多少水分を含んだ下地であっても不具合が起きにくくなります。

特にマンションやアパートの大規模修繕では、築年数の経過により見えない水分が内部に蓄積してしまっているケースが多いため、

水分を閉じ込める「密着工法」よりも「通気緩衝工法」の方が選ばれることが一般的です。

ただしすべての建物に最適というわけではなく、建物の状態によって適切な工程は異なります。

重要なのは、建物の状態を正しく判断できる業者さんかどうかです。

☆通気緩衝工法がおすすめの建物

・築10年以上のアパート・マンション

・防水層にひび割れが見られる

・過去に防水工事をしている

・雨漏りしている(していたことがある)

👆上記のどれかに当てはまる場合、通気緩衝工法を選ばないと不具合が出るリスクが高いかもしれません...!

☆まとめ

これまで通気緩衝工法についてお話してきましたが、

通気緩衝工法は、アパート・マンションの大規模修繕において非常に有効な防水工法です。

特に改修工事では、防水層の下地に水分が含まれている可能性が高く、防水トラブルのリスクが大きいため、

水分を逃がす仕組みの通気緩衝工法が最適解になるケースが多いです。


そして、防水工事は見えない部分だからこそ、業者によって大きな差が出ます。

・本当に通気緩衝工法は必要なのか?

・コストは適正なのか?

こうした判断は専門的でとても難しい部分です。


日成建装では、

相談・現地調査・お見積り、全て無料で対応しております。

建物の状態に合わせて最適な防水工事・価格でご提案いたします!

防水や塗装に関するご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください(*^-^*)


日成建装ではお客様のお住まいを綺麗に、そして長持ちする塗装のご提案をしてまいります。

また、ご予算に応じたご提案も行っております。

現地調査・お見積は完全無料。

塗装に関するお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。

皆様のお問い合わせ、お待ちしております。


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